ポケットWi-Fiをレンタルするときにはデータ容量の制限があるプランと、データ容量無制限のプランのどちらにするか迷ってしまうでしょう。
データ容量無制限の方が快適かもしれませんが、容量制限があっても十分ではないかという気もして悩んでしまうのがよくあるパターンです。
レンタルポケットWi-Fiのサービスやプランを決められずに困ったときには、容量無制限にしておくのがおすすめです。
この記事ではポケットWi-Fiのレンタルでデータ容量を無制限にした方が良い理由と、サービスの選び方を解説します。
国内ポケットWi-Fiと海外ポケットWi-Fiでは事情が異なるので、違いを理解してより良いサービスを選びましょう。
レンタルポケットWi-Fiはデータ容量無制限がおすすめ
ポケットWi-Fiのレンタルサービス・プランで悩んだときには、データ容量無制限のプランを選ぶのがおすすめです。
データ通信に制限がないプランには、容量制限があるプランと比べてどのようなメリットがあるのでしょうか。
ここではポケットWi-Fiのデータ容量を無制限にするメリットを紹介します。
気兼ねなくインターネット通信ができる
データ容量無制限にすれば、ポケットWi-Fiによるインターネット通信が快適です。
月間1GBしか使えないというプレッシャーがあると、毎日データ通信量を節約しなければならないでしょう。
小さい容量のプランで契約すると、メール1通の送受信ですら気になる場合があります。
しかし、データ容量無制限にすれば通信量を気にする必要がありません。
気兼ねなくインターネット通信をして、旅行を楽しむことも、出張中に仕事をすることもできます。
通信制限によるストレスを軽減できる
データ容量無制限のポケットWi-Fiにすれば、速度制限がかかりにくくなるのでおすすめです。
高速通信に慣れていると低速通信になったときになかなかWebページが表示されない、メールが受信できない、SNSの画像が表示されないといったストレスがあります。
動画やゲームなどは、速度が足りなくて快適に視聴・プレイできないでしょう。
ビジネスで電話会議をするときにも音声が途切れてしまう場合があり、相手に余計なストレスをかけてしまう原因になります。
ポケットWi-Fiの通信制限がかかりにくくできるのは、容量無制限にするメリットです。
必要なデータ容量を計算する負担がない
容量制限があるポケットWi-Fiのレンタルプランを選ぶときには、300MB、1GB、5GBなどのデータ容量の上限を決めてプランを選ぶ必要があります。
データ容量の上限が大きいほど料金が高くなるので、ギリギリの容量にして契約したいと考えるのが当然でしょう。
そのためには毎月使用するデータ容量がどのくらいかを試算しなければなりません。
今まで、データ通信量を管理してきた人なら簡単にわかるでしょう。
しかし、データ通信をどのくらい使っているかわからない人はなかなか適切なプランを選べません。
レンタルポケットWi-Fiを利用するのは旅行や出張などの一時的な使用を目的とすることが多いので、必要なデータ容量を計算する手間をかけるよりは容量無制限にしてしまうのがおすすめです。
国内・海外のポケットWi-Fiのデータ容量無制限は違う
データ容量無制限のポケットWi-Fiをレンタルするときには、国内と海外での違いに注意が必要です。
今までに海外ポケットWi-Fiをレンタルした経験がある人も、国内ポケットWi-Fiをレンタルするときには考え方を変えた方が良いでしょう。
逆の場合も同様で、国内ポケットWi-Fiのレンタルにあまり良いイメージがない人も、海外ポケットWi-Fiなら借りたいと思う可能性があります。
ここでは国内・海外のデータ容量無制限のポケットWi-Fiについて違いを解説します。
国内ポケットWi-Fiでは速度制限がかかる場合がある
国内ポケットWi-Fiでは、データ通信量無制限と謳われていても速度制限がかかる場合があります。
典型的なのはWiMAXやY!Mobileのサービスで、3日間で10GB以上のデータ通信をしていた際には混雑する時間帯に速度制限がかかります。
楽天モバイルのポケットWi-Fiは通信量無制限となっていますが、公平なサービスを提供する目的で速度が低下する場合があると定められているので、速度制限を受ける可能性がゼロではありません。
国内ではデータの使い過ぎや回線の混雑による速度制限を受ける可能性があるので、注意が必要です。
海外ポケットWi-Fiでは速度制限は原則として存在しない
海外ポケットWi-Fiでは、データ容量無制限のプランにすれば速度制限がかかることは原則としてありません。
常に高速でインターネット通信ができます。
国内ポケットWi-Fiとは違って、予期していなかった速度制限が起こるリスクもないので安心です。
国内ポケットWi-Fiは長期契約が一般的
国内ポケットWi-Fiは、月単位や年単位の契約が主流です。
2年間や3年間の長期契約をすると、月額料金が割引になるといったサービスもよくあります。
1泊からレンタルすることもできますが、長期的に利用する場合にはお得なプランを利用できます。
長期赴任のときにも使いやすいサービスです。
海外ポケットWi-Fiは一日単位の契約が基本
海外ポケットWi-Fiは、基本的に一日単位で料金が一般的です。
長期契約をしても割引にならないか、わずかに割引が適用されるというケースがほとんどです。
海外に長期滞在するときにはポケットWi-Fiが良いか、現地でインターネット契約をした方が良いかを比較して検討した方が良いかもしれません。
ただ、海外でのインターネット契約では国によってはトラブルが起こりやすく、国籍が違うと契約できない場合もあります。
海外に行くときにはポケットWi-Fiをレンタルするのが安全策でしょう。
データ容量無制限のレンタルポケットWi-Fiを選ぶときのチェックポイント
データ容量無制限のポケットWi-Fiをレンタルするときには、どのサービス・プランにするかを比較して検討するのがおすすめです。
ここではポケットWi-Fiをレンタルする際のチェックポイントをまとめました。
より良いサービスを選んで快適に利用しましょう。
速度制限を受ける条件に納得できるか
ポケットWi-Fiのデータ容量無制限のプランでも速度制限を受ける場合があるので、詳細をチェックしましょう。
1日や数日単位で何GBまで通信できるか、速度制限を受ける時間帯がいつかといった観点で条件を調べて納得できるサービスを選ぶことが大切です。
いつも速度制限を受けてしまうようでは、データ容量無制限にする意味がないので注意しましょう。
使用する場所で通信できるか
データ容量無制限でも、ポケットWi-Fiで通信できなかったら元も子もありません。
ポケットWi-Fiをレンタルして、使用する場所が圏外ではないことを確認しましょう。
4GやWiMAXは国内のカバー率が高いですが、それでも圏外になるエリアはあります。
海外の場合には国ごとに回線が異なるので、対応しているポケットWi-Fiを選ぶことが必要です。
通信速度に問題はないか
ポケットWi-Fiは通信速度がそれぞれ異なります。
使用する端末の機種による違いもあるので、レンタルするときには上り速度と下り速度をチェックして決めましょう。
メールの送受信やLINEのやり取り程度であれば、速度が問題になることはあまりありません。
しかし、動画の視聴やゲームのプレイなどの場合には高速通信が必要になります。
用途によって必要な速度は違うので、自分が快適に使える速度を考えて決めましょう。
平均30Mbps～100Mbps位の速度があれば特に速度が遅くてストレスになることはないでしょう。
料金がリーズナブルか
ポケットWi-Fiをレンタルするときには、料金を比較してリーズナブルなサービスを選びましょう。
国内ポケットWi-Fiのデータ容量無制限プランでは月額4,000円～6,000円くらいが相場です。
海外ポケットWi-Fiでは国による違いがありますが、一日あたり500円～2,000円くらいが相場になっています。
付帯サービスの内容も比較して、よりお得なサービスを選び出すことが重要です。
オプションサービスが揃っているか
ポケットWi-Fiのレンタルサービスには、オプションがあるのが一般的です。
オプションも申し込む場合には、総額でリーズナブルなサービスを選びましょう。
例えば、ポケットWi-Fiのチャージに使えるモバイルバッテリー、海外で便利な自動翻訳機などをオプションでレンタルできる場合があります。
補償サービスもオプションのことが多いので、内容を確認して検討しましょう。
違約金などの追加費用が発生する条件に問題はないか
ポケットWi-Fiを利用するときには追加費用が発生する条件を調べて、納得できるかどうかを考えましょう。
年間契約のポケットWi-Fiの場合には、途中で解約すると違約金が発生する場合があります。
レンタルでは途中で返却しても問題ありませんが、返金は受けられないことが多いので注意しましょう。
また、レンタル予約をキャンセルしたときに料金がかかるか、端末の受け取りや返却で料金がかかるかといった点もチェックして問題がないことを確認するのがおすすめです。
利用条件と料金を比較してお得なサービスを選ぶことが大切
ポケットWi-Fiはデータ容量の制限があるプランの方が安いですが、データ容量無制限の方がストレスが少なくて済みます。
旅行や出張などの一時的な利用のときに、ポケットWi-Fiをレンタルすることが多いでしょう。
滞在中の生活を快適にするために、データ容量無制限のポケットWi-Fiを選ぶのがおすすめです。
国内では月間契約が多く、契約期間が定められていて途中解約では違約金がかかる場合もあるので注意しましょう。
利用条件と料金を比較してお得なサービスを選ぶことが大切です。