インターネット回線を自宅でも外出先でも使いたい場合、ポケットWi-Fiをレンタルした方が安上がりなシーンは珍しくありません。

引っ越しでインターネットが使えない時間を作りたくない場合、旅行中に動画などのデータをクラウドストレージに入れたい場合など、利用方法は様々です。
常にインターネット回線に繋がり、しかも1日だけ、1週間だけ借りるといった自由度も高いことから便利に活用している人も多いのです。

レンタルポケットWi-Fiはネットで契約して郵送や宅配で受け取れる

ポケットWi-Fiレンタルは専門のレンタル業者が存在し、様々な形で機器のレンタルを行っています。
機器はインターネットがすぐに繋がるように設定されていることがほとんどで、難しいことを考えなくても利用できるようになっています。

また、店舗で借りられる場所は少なく、インターネット契約して自宅などで受け取る宅配レンタル方式が一般的です。
旅行で利用する場合は、ネットで契約して空港カウンターで借りるという選択肢が存在し、海外旅行向けのポケットWi-Fiも用意されています。

4G、5Gを選択できるレンタル会社も増えていて、通信スピードにこだわりたい場合は有力な候補になってくれます。
引っ越しや回線工事の都合で一時的にインターネットが使えないときに使われる他、自宅で5Gが使えるかチェックするなど、多様な使い方が出来るのが魅力です。

また、旅先で配信や動画共有をする人が増えたほか、スマホの容量はそれほどないがクラウドストレージに画像や動画を保存したい人など、ネットの活用で便利さは変わってきます。

SNSを使った動画共有や音声通話が当たり前になっているからこそ、レンタルポケットWi-Fiの価値はあがっているのです。

安くギガ数を確保できるのも魅力の一つとなっている

レンタルポケットWi-Fiは無制限で通信が可能なもの、通信のギガ数に制限があるものがあります。
当然ギガ数無制限の方がレンタル料金が高くなるものの、日割りで使えるため1日当たりの金額で考えればそれほど費用がかからないのがポイントです。

スマホに通信制限がかかった時にスポット的に借りるのも方法で、通信契約の見直しよりも契約が早くて安上がりになる可能性があります。
スマホは自宅では固定回線のwifiに繋いで通信量を節約し、外では通信会社の回線を使うという利用法は一般に浸透しています。

しかし設定のミスや、アプリなどの大型ダウンロードなどで、気が付けば速度制限がかかってしまったというトラブルも多いのです。

ポケットWi-Fiであれば外出にも持ち歩けるため、設定や契約の見直しの間も外出先の通信手段を確保できます。

また、普段使っていない会社の回線が使いやすいかチェックすることも可能です。
契約しているスマホが外出先で繋がりにくいと感じている場合、回線の乗り換え候補を探すことも出来るのです。
5Gを利用していない場合、テスト代わりに利用してみるのもおすすめになります。

特に自宅がマンションなどの集合住宅で、時間によってネットの繋がりやすさにバラツキが出る場合、5Gを使った方が高速かつ安定して繋がる可能性があるからです。
都市部か地方かといった地域事情で繋がりやすさが変わってくるため、まずお試しから試したいという人にもポケットWi-Fiは便利になっています。

気になるポケットWi-Fiのレンタル料はどれくらいか？

ポケットWi-Fiのレンタル料には通信料が含まれていて、別々に請求されることが無くなっています。
それぞれの契約期間、通信制限量でレンタル料金が変わり、これに送料・手数料が加わることが一般的です。
安いもので通信料の制限も厳しめにつければ、1週間のレンタル料が1,000円を割り込むことがあるほどです。

もちろん、レンタル料は業者によっても違いがあり、性能が良い端末をレンタルした場合や、安定性の高い回線を利用する業者は高くなるケースがあります。
月100GB、250GBという大容量プランを用意している業者も存在し、無制限ではなくてもほぼそれに近い感覚で使える場合もあります。

30日間、一日中スマホで動画を見続ける生活をしてもギガ数を使い切らないレベルで、5G回線でゲームを遊ぶ、業務に近い頻度で配信する、高画質の動画を日常的にアップロードしなければギガ不足に悩まされないのは魅力です。

一方で、そこまで通信量が必要ない場合は、節約のポイントになってきます。
引っ越してネットが繋がるまでの少しの期間だけでよれば数GB制限で良く、レンタル料も2,000円～3,000円程度に収まるのが一般的です。
より安くしたければ格安のものを選び、高速通信にこだわるのであれば上位の機種と回線契約を選びます。

仕事や学校の課題などでネットが使えないと死活問題になるケースも珍しくないため、レンタルと言う選択肢があるかないかで生活の過ごし方が変わる場合もあります。

ポケットWi-Fiのレンタル費用がかかるのはいつからなのか？

ポケットWi-Fiに限らず、レンタル品を使う場合はいつからいつまでお金がかかるかは気になるポイントです。
ポケットWi-Fiの場合は、到着日から返送のために業者に渡すまでで、自宅などについたその日から料金が発生します。

ポケットWi-Fiのレンタルは、都心であれば当日に宅配が間に合う業者がいるほどで、急いでいる人にも使いやすくなっています。

もちろん、申し込みの時間帯や混雑具合によるものの、急ぎで手配したい場合はカスタマーセンターなどに問い合わせしまうのも方法です。
都心以外でも契約の翌日や翌々日には届くケースが多く、受け取った時からネットが使えるようになっています。

注意したいのは、不在で受け取りがずれた場合です。
不在で受け取りがずれた場合でも、最初の着日から料金が発生するようになっているため、実質的に無駄なお金がかかってしまいます。
ポケットWi-Fiを利用する場合は、受け取りも含めて計画的に行動するのがおすすめです。

返却は業者によって異なるものの、指定の返送用袋や箱に入れ、コンビニや宅配業者に渡すのが一般的になっています。
契約によっては運送業者に自宅に取りに来て貰うことも出来るため、予定が詰まっている場合は受け取り方と返却方法をセットにして業者選びをするのがおすすめです。

また、返却が遅れる場合も連絡をいれれば日割りで料金を計算し、請求してくれる業者も存在します。

少しでも安く契約したい場合に気を付けたいこと

どうせレンタルするのであれば、少しでもポケットWi-Fiを安く契約したいと思うのは当然のことです。
問題は、ポケットWi-Fiは値段が通信回線の安定性やカバーエリアに反映されていることも多く、状況によってはあまり繋がらないといったトラブルに陥りやすいことです。

例えば、格安のレンタルポケットWi-Fiはソフトバンク系や、ドコモやauの関連会社のものが多くなります。
ソフトバンクは通信事業では後発であり、設備の数などで劣る面があります。

特に地方ではその影響が顕著で、なかなかつながらないトラブルが起きやすいといった問題が増えてしまうのです。
都心部で使う場合は安くて安定性が高く感じても、地域によって違いを感じやすくなります。

逆にドコモは格安で契約が出来ることはほとんどなく、地方でも繋がりやすいことが多くなります。

auはドコモとソフトバンクの中間にあたり、地方でもある程度の安定性を確保しつつ価格も抑えることができるのが魅力です。

また、5G回線は障害物に弱いという特性があることから、都市部でも場所によって繋がり方に差がある他、地方の場合は各通信会社によって繋がり方が大きくかわる原因になります。

通信会社の発表する通信カバーエリア内でも、繋がりやすい、繋がりにくいといった事象も発生することがあります。
これは一般的なスマホの通信でも同様の問題が起きるため、電波が拾えないといったトラブルがあった場合は早めにレンタル会社に連絡を入れるのが基本です。

そして、トラブルを防ぎたい場合は安さ重視で契約会社を選ぶのではなく、レンタルポケットWi-Fiで利用する通信会社の名前もチェックすることが重要になるのです。

保険の有無も安く借りられるかどうかに影響する

ポケットWi-Fiをレンタルする場合、紛失や故障に対する保険はオプションになっていることが多くなっています。
スマホなどでも一般的で、月額いくらで紛失や盗難、水没などに備えられるサービスが存在するのです。

保険に入っていれば、万が一壊したりしても本体費用の弁償額を抑えることが出来ます。
ポケットWi-Fiのレンタルの場合は、1日当たり数十円の保険料が、契約期間の間だけかかるようになります。
保険を付けるかつけないか判断する基準の一つが、どの程度持ち歩くかです。

たとえば、引っ越しでネットにつなぐ間のつなぎ契約の場合、家に置いておく時間が長くなります。
持ち歩いた結果おとして紛失したり、壊したりするリスクはほとんどありません。
節約をしたいのであれば保険を付けないのも方法です。

逆に、ポケットWi-Fiを積極的に持ち歩きたい場合は保険をかけるのも視野に入ります。
特にアウトドアを楽しみたい、自然の風景を動画に納めてすぐにネットにUPしたいといった希望があれば、保険が重要な意味を果たしてきます。

海外旅行で治安が悪い地域に行く場合などはなおさらで、スリや置き引きなどの盗難にも気を使う必要があるのです。
保険は自分の行動範囲や、主な用途、期間を考えてつけるかどうか選ぶのがおすすめです。

ポケットWi-Fiは安く借りられる要素が多くて便利

ポケットWi-Fiはレンタル会社が複数あり、それぞれサービスの質やレンタル料金で競争をしています。
消費者からすれば便利に安く使えて当たり前になっていて、その上で自分に合ったサービスを利用すれば多くのメリットを得られるのです。

引っ越しなどでスマホが使えない場合、近所でフリーwifiを利用すればいいと考える人もいますが、フリーwifi利用でスマホがウィルスに感染する、個人情報が抜き取られるといったトラブルも発生しています。

フリーwifiは誰でも使えるように設定されている関係上、悪意のある人間の攻撃も防ぎにくくなっているのです。
ポケットWi-Fiであれば自分専用の回線を確保しつつ、通信各社の回線をお試しで使うことも、安定性重視で選ぶことも簡単です。

移動が多くて壊したり紛失したりが不安な場合は保険を使う、自宅メインの場合は保険を付けないといった選択も可能で、費用を安くしつつ、安全に使える要素が多くなっています。